一本木関門





函館駅から、徒歩15分ほど。
総合福祉センターの前にあります。
実際はここより西に200mの位置にあったそうですが
碑の西側には福祉センターが建っているので、
その場所の様子までは窺えませんでした。


立て札には、土方歳三の最後の戦いの様子が記されています。
立て札を通り石段を上ると、復元された一本木関門と
土方歳三最期の地碑が建っています。
碑には、土方歳三の写真も奉られています。



碑の側に植えられている「歳三桜」。
土方歳三の故郷、石田村から贈られてきた桜を
ここに植えたことが、この名の由来なのだそうです。




1869年(明治2年)5月11日、新政府軍による箱館総攻撃が開始。
市中が新政府軍の手に落ちたとの知らせを受け、
土方歳三が前線に出撃することになります。
彼の指揮で、一度は新政府軍を押し返したものの
七重浜方面が突破され、再びこの地まで押し戻されてしまいます。
そんな時、彼の腹部を流れ弾が貫き落馬。
手当てを受けるものの、再び目を開ける事はありませんでした。

(2005年6月17日UP)
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